短期集中プログラムの研修は、全国19箇所で開催される。
一泊二日になる日程を睨みながら、どこの会場に行こうかと狙いを定める。
お盆前後のセミナーと9月初旬のワークショップの2行程の近隣地区の日程の中で、参加できるのは8月16日〜17日開催の神戸研修しかなかった。
今は閉じられてしまったが、当時の公式サイトには、定員の埋まり具合も入っていたので、焦りながら日程を決めて申し込んだのを覚えている。
その申し込みを7月30日にして、次は現場実習への申し込み。
これ、実は全国で50組限定。
1つの県に1組だけ!?
やばい。やばすぎる。
「阪本社長、一件、ご相談といいますか、お誘いの声かけをさせて下さいませ。」
恐る恐る、応募要項と概要をメッセンジャーで送ってみる。
詳しくは、会って話を伺いたいとのこと。
ちょうどその頃、阪本鶏卵さんは、初めて親鶏の取り扱いを始めていた。
精肉の免許を取得して、新事業のスタートを切ったばかり。
新製品の開発と販路の開拓。
新社長になられて2年目で、既存の事業の分析と改善にとても意欲的だった。
商品関連の打ち合わせの前に時間をいただき、資料を一緒に眺めながら、参加の可否を考える。
一つ懸念材料だったのが、来年2月の評価実習・展示会の会場がroomsだったこと。
アグリフードEXPO、ギフトショー、グルメ&ダイニングスタイルショー。
食品関係者なら聞き慣れた東京の商談会ではなく、roomsって何!?
アッシュ・ペー・フランス株式会社は2019 年9 月4 日(水)~ 6 日(金)五反田TOC にて、rooms 39を開催いたします。rooms は、世界中のファッション、デザイン 、アートを中心に300 ブ ランドが参加し、20,000 人を動員するクリエイティブの祭典です。2000 年の設立以来、19 年もの間、常に最新の情報を発信し続けてきました。若手デザイナーの登竜門としても知られるrooms は、まだ世に出ていない才能に直接出会える場です。
アパレル色が強くて、しかも入場が有料。年間2回開催で39回開催ってことは結構歴史あるみたいだけど。
これが現場実習か〜〜〜💦
でも、この概要を見た阪本社長は、開口一番。
「面白いかも!」
あ、そうなんだ!さすが!
そして数日後。
参加への了承をいただけました!
そしてここからが怒涛の申請書作り。
11日に了承いただいてから、13日の締め切りまで残る2日。
wordの原本を12ページに膨らませ、熱く熱く暑苦しいくらいの想いを込めた参加申請書作りに取り掛かったのでした。
続く。。。。